曲目紹介

ヨハン・シュトラウス2世 ポルカ「雷鳴と電光」



 日本では明治維新の1868年に、オーストリアの首都ウィーンで作曲された、スピード感あふれる、にぎやかなポルカです。大太鼓とシンバルの大活躍が雷鳴と稲妻を表現している、小品ながら大変印象深い曲なので、一度聴いたら忘れません。一説では雷鳴と稲妻の模倣ではなく、この曲を作曲した前年にシュトラウスが出演したパリ万国博で見た巨大な大砲の発射音からヒントを得たとも言われています。

演奏会実行委員


© 東芝フィルハーモニー管弦楽団 2002