曲目紹介

モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」より第一楽章



 モーツァルトは、ウィーンで比較的順調な時期を過ごした1788年7月から8月にかけてのわずか6週間という驚くべき短期間に3つの交響曲、すなわち第39番変ホ長調、第40番ト短調、そして中でも最も有名な第41番ハ長調を作曲しました。
 モーツァルトは1756年1月27日、オーストリアのザルツブルクに生まれました。4歳でヴァイオリンを弾き、5歳半で最初の公演をしたときには、すでに自分で曲を書いていました。そして、12歳になるころにはオペラを3つ、交響曲を6つ、さらにその他、数百点の作品を完成させていました。この作品がモーツァルト最後の交響曲です。

演奏会実行委員


© 東芝フィルハーモニー管弦楽団 2002